千代本興業株式会社 会社訪問 
登校児童が絵になる光景
朝7時20分、出社した社員が1人2人と思い思いの方向に掃除用具を持って散っていく。毎朝きれいに掃除されている会社のまわりは小さいごみを拾うだけ、かなり広い区域まで掃除がいきとどく。
美しい社屋前の道を犬を散歩させる人や、学校に向かう児童の黄色い帽子の一群が、明るい話声を響かせながら通り過ぎて行く。絵になる光景だ。
一方社内では朗らかな声で挨拶が交わされ、ピカピカに磨かれている床がさらに手際良く掃除されていく。
8時、営業部と工事部合同の朝礼が始まった。早朝経営者モーニングセミナーから戻った千代会長、千代社長が滑り込むように列に加わった。
ハイテンポで朝礼が進む。朝の挨拶、社是、作業心得、挨拶実習、職場の教養輪読、感想発表。
朝礼が終わると「本日は大雨になるでしょう」の天気予報と競争するように作業開始。しばらくすると営業部、工事部の事務所は責任者だけになってしまった。
・ゴミの山が美しく変身
12年前、この社屋を建て近くのビルから移転してまいりました。その時、この界隈は荒れ放題で大型ダンプ二台分のゴミを整理しました。その後一貫して、清掃を続けています。すると、隣にあった汚れの気になるいくつかの会社が移転して、いつのまにか現在のように環境が整った美しい場所になりました。
見も知らない方や取引の無い大手の開発会社様が、突然、良い条件の仕事を下さるという幸運も舞い込むようになりました。
・地元を研究し地元のために
埼玉は海の無い県という事になっていますが、海抜7メートル以下の土地は東京湾の一部だったわけです。
地下には14もの活断層が走っているとされています。
家は一生の買い物。埼玉の自然、風土をベースに、安全・快適に暮らせる住居を提供しようと研究しています。
今や、その買い物の主導権を握るのは主婦、女性です。多くの部材から気に入ったものを現物を手にして、気軽に確認していただけるよう6階にシヨールームを完備したのもそのためです。屋根・床・台所・風呂・トイレ・玄関等全て実物を確認できるよう整備しております。
・材木業として創業
101年前、材木業としてこの地にお世話になりました。
この丸ノコは創業を偲んで保存しています。その後、建築屋さんへの焦げ付き等があって建築の仕事も手掛けるようになりました。木造建築、リフォーム、高層ビル、道路工事、と仕事は発展し、現在は建築、土木、造園等を扱う総合建設業として営業させて戴いています。
・役に立たないのが一番良い
駐車場の二階に、災害に備えて3000食の乾パン、餅、飲料水、ブルーシート等を保管しています。時期は分かりませんが、確実に、大震災が来るのです。すでに100年お世話になり、今後お世話になり続けるわけです。準備は完全ではありませんが緊急時に何かお役に立ちたいと思っています。非常食は、役に立たず無駄になるのが一番良いんです。雪が降った時などは、私達の出番だと自負しています。
・素晴らしい仲間
法人会の会員は、素晴らしい。尊敬する経営者が、朝早くからセミナーに来て、真剣に学び真剣に語る。じかにお会い出来るわけだから、これ以上の交流はありません。
取材 高村貞夫

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