掃除に学んだ事 講話久喜市倫理法人会 判 英一郎
私は、久喜市で、学校制服の、簡単に言いますとセーラー服を作っている工場をやっております。 私の父が、熱心に倫理をやっていまして、お前もやらないかと誘われていましたが、あまりイメージが良くなく、朝から皆が集まって何かブツブツ唱えて、宗教っぽいし、人間が出来ていない人が行くものでしょう…、と断ってきました。
一昨年、後継者倫理塾に出会いました。それから毎週、倫理倫理の生活になってまいりました。最近は、夜倫理活動で出歩く事が多いものですから、母なんか本当に倫理に行っているのかしら、倫理行っている割に朝弱いし…なんて言っております。
しかし私は、今では倫キチ。楽しく倫理を学ばせて頂いております。
車の汚い会社には、仕事出したくない
私は、掃除をやったことがありませんでした。掃除が大嫌いで、自分の部屋をはじめ、車の中は返品の品が処理もせずそのままゴチャゴチャですし、食べ物も何もかもゴチャゴチャでした。そんな私が平和堂さんの、中村専務さんに言われた一言がきっかけでした。当時、中村専務さんのもとで営業を学んでいました。ある時、専務が、お得意先から、「お宅の車汚いね。車の汚い会社には、仕事出したくないんだよ」とい言われたとつぶやいたんです。尊敬する専務に言われたものですから、確かにそうだと思いまして、早起きして掃除をはじめました。
そんなの掃除じゃないよ
事務所の机を拭く所から始めました。最初はバーと拭いていたんですが、父が出てきて、そんなの掃除じゃないよなんていわれました。何をと思いましたが、どうやるのか聞くと、
「掃除というのは、ちゃんと物をどかして、拭いて、そして物を戻すのだ。」
と教えてくれました。なるほど、と実行したのですが非常に時間がかかるんですね。
机20個ほど拭くのに1時間くらいかかりました。それで考えたのが、自分の机の上の書類の山を整理して机の中にしまいました。そうして掃除を続けていますと、だんだん事務所の机の上の山が整理され、机の中にしまうようになってきました
会社が変わり始めました
そうこうしているうちに、経理部長と生産主任の机の2つの机が書類の山だけとなりました。何も言わずに黙って掃除を続けていましたが、ある日を境に、生産主任の机がきれいになりました。何でだろうと思いながら掃除を続けていますと、経理部長の机の山も突然なくなりました。
すると会社が変わり始めました。事務所が奇麗になるに従って、工場が奇麗になっていったのです。不思議と在庫も急激に減少に転じて会社にとって大変いい傾向が生まれてまいりました。だんだん掃除が楽しくなりました。
最初職人さんはピンと来なくて、どの位きれいにするんだ、なんて言っていました。「私の女性関係位きれいにしてくれ」なんて言うと、こんなもんでしょう、とやってくれます。
だんだん壁も塗ろうとなりまして、ペンキを買ってきました。何回くらい塗るのかと尋ねられ、「おばちゃんの化粧くらいきれいに塗って」などと答えると、「感動塗ですね、最後のひと塗りで違うんだよ」なんて言いながらうれしそうに塗ってくれました。
自分が率先してやることです
自分が率先してやることです、自分がやると、従業員も変わって、結果的に会社が全く変わって来る。掃除を通じて学んだ体験です。
モーニングセミナー講話より要約 文責 広報 大住



